しし座流星群といえば2001年に日本で大出現したことが思い出されますが、母彗星のテンペル・タットル彗星が回帰してから7年が経過し、もはや大出現は望めないでしょう。もともと、母彗星が遠ざかると出現数は少なくなるこの流星群ですから、ショボイ出現にとどまる可能性も否定できません。おまけに今年は満月過ぎの大きな月が一晩中夜空を照らしますので、こちらもマイナス材料です。
それでも、非常に速くて明るい流星が痕を残しながら飛ぶ様は印象深いものです。観測の際には防寒対策も忘れないようにしましょう。11月中旬の寒さを侮ってはいけませんよ。
2005年11月18日3時頃の出現イメージ |