ふたご座流星群が極大 2003年12月15日

 毎年きまって流星が多く流れる日があり、これは流星群と呼ばれていますが、12月14日から15日にかけて、ふたご座流星群が極大を迎えます。ふたご座流星群は毎年安定して出現するので、ヤキモキせずに安心して観測できるのですが、今年は大きな月明かりがありますので、条件はあまり良くありません。

 下の絵は、14日22時頃のふたご座流星群の出現イメージです。本来ならば輻射点が高い位置にやってくる15日の2時頃が良いのでしょうが、ここでは月の高度が低い22時を選んでみました。絵を見ておわかりのように、冬の星座、ふたご座のカストル付近から流星が飛び出してくるように見えます。出現数は1時間あたりに最大で50個くらいですから、下の絵のように一度にたくさんの流星が見えるわけではありません。

 ふたご座流星群はひと晩中観測できる流星群です。月明かりが直接視界にはいらないように工夫して観測しましょう。きっとそれなりに流星が見られると思いますよ。それから、できるだけ空が暗い場所から見ることもお忘れなく。

2003年12月14日22時 ふたご座流星群の出現イメージ

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(おお、さぶー。ふたご座流星群は寒くてたまらん! ブルブル。)
つる−−>使い捨てカイロを体に貼るといいよ。ほらっ。
(あー、うー、おー、はー、ひぃー、、、・・・)

つる−−>カイロひとつでこんなに喜ぶヤツも珍しいで。よっぽど寒かったんやな。
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