2月15日23時、3月15日21時、4月15日19時
らしんばん座の見え方 |
らしんばん座付近の星図 |
らしんばん座は以前にあった大きな星座、アルゴ船座が分割されてできた4つの星座のうちのひとつです。もともとアルゴ船座は、とも座、りゅうこつ座、ほ座、ほばしら座(帆柱座)に分けて見られるのが一般的でした。しかし設定者のラカイユは、帆柱の部分へ羅針盤の星座を割り込ませました。その結果、ほばしら座はなくなり、らしんばん座が新設されました。羅針盤は当時としては近代的な方位磁石でしたが、4等星以下の暗い星ばかりで、星座としては見るべきところはあまりありません。