銀河(小宇宙) (ぎんが・しょううちゅう)
銀河(小宇宙)は銀河系外にある他の銀河です。銀河といえばアンドロメダ大星雲というくらい、アンドロメダ大星雲が有名で、肉眼でもぼんやりとした楕円形に見えています。
名称 | 星座 | 赤経 | 赤緯 | 大きさ(’) | 明るさ | 備考 |
アンドロメダ大星雲 | アンドロメダ座 | 00h42.9m | +41゜16’ | 191×62 | 4.4 | M31 |
さんかく座の銀河 | さんかく座 | 01h34.0m | +30゜39’ | 71×42 | 6.3 | M33 |
− | おおぐま座 | 09h55.6m | +69゜03’ | 27×14 | 7.9 | M81 |
ソンブレロ星雲 | おとめ座 | 12h40.1m | −11゜37’ | 9× 4 | 9.0 | M104 |
子持ち星雲 | りょうけん座 | 13h29.9m | +47゜11’ | 11× 7 | 9.0 | M51 |
銀河は小宇宙とか、系外星雲などとも呼ばれることがあります。当サイトでは銀河(または小宇宙)を採用しています。
銀河の観測ポイント 天体望遠鏡が必要 銀河はアンドロメダ大星雲以外は肉眼で見ることはできません(さんかく座のM33は条件が整えばかろうじて見えますが、つるちゃんにの視力では見えません!)。また、小さくて暗いものがほとんどなので天体望遠鏡が欲しいところです。 空が暗い場所 銀河は淡いものが多いので、空が暗い光害の少ない場所で見るようにします。ちょっと空が明るいだけで見え方が全然違ってきますし、見る対象によっては全く見えなくなってしまう場合もあります。 倍率は低めに 一般的に言うと銀河の場合、あまり倍率を上げない方が見やすくなります。銀河の光は淡いので拡大すると光が薄れてしまうからです。例えば表には掲げていませんが、おおぐま座のM101などは、双眼鏡では見えるのに、天体望遠鏡の倍率を上げたとたんに全然見えなくなってしまうこともあります。 |