天王星型惑星(てんのうせいがたわくせい)
太陽系の惑星を大きさや重さではなく、組成で分ける場合、天王星と海王星は天王星型惑星に分類されます。この2惑星は、以前は木星型惑星に分類されていました。しかしその後、水素やヘリウムに加えて水とメタンが多く存在することがわかり、新たに組成の面では天王星型惑星に分類されることになりました。
天王星と海王星を地球から天体望遠鏡を使って観測すると、独特の青緑色をしていて、よく似ていることがわかります。これは、大気中のメタンによって赤色の光が吸収され、青色の光を多く反射しているからだと考えられています。