つるちゃん作成の星座早見ソフトが西はりま天文台に登場

2008.5.25 新規

 天文ソフト つるちゃんのプラネタリウム for Windows をベースにした展示用の星座早見ソフトが西はりま天文台に登場しました。西はりま天文台といえば兵庫県佐用郡佐用町の大撫山の山頂にある天文台ですが、一般公開されている天体望遠鏡としては世界最大の「なゆた望遠鏡」がある天文台として有名ですね。

パソコン星座早見コーナーに設置されている 「つるちゃんの星空マップ」と名づけられた星座早見展示用ソフトは、北館1階のパソコン星座早見コーナーに設置されています。右の写真はその様子ですが、大きな画面に星座早見が全球プラネタリウム形式で表示されています。

 パソコン星座早見を使うと、日付や時刻を変更しながら星座が動く様子を確認することができますし、特定の方向を拡大して星座の詳細や暗い星を表示することもできます。それに、西暦1年から西暦9999年までの星空を表示することができますから、大昔や遠い未来の夜空を楽しむことだってできるんですよ。

 それから、画面を印刷することもできます。右の写真では黄色いケースが床に置かれていますが、印刷結果はここへ出力されます。家へ持ち帰って自宅で星座探しをするのに便利ですね。



タッチパネル式のパソコン星座早見 画面はタッチパネル式になっていて、画面に指で触れることによりボタン操作を行います。写真では写りが悪くて少しわかりにくいのですが、画面の上下にボタンが配置されていて、日時を変更したり、拡大/縮小したり、見る方角を変えることができます。

 さすがに天文台の展示用ソフトだけに、「つるプラ」の派手ハデな色使いはすっかりと影をひそめ、しっとりとおしとやかな色使いになっています。(笑)

 つるちゃんのオススメは「今夜の星空」かな。画面上部に「今夜の星空」ボタンがあって、これを押すと夕方6時から翌朝6時までの星空が自動的に切り替わり、アニメーション表示されます。カッコイイ!

 最後になりましたが、今回の星座早見ソフト作成では、西はりま天文台の皆様にはとってもよくしていただきました。つるちゃん自身も今まで西はりま天文台へは何度も行ったことがあり、雰囲気のいい天文台だなあと思っていましたが、ますます好きになりました。(お世辞は抜き)

 土日の夜になると、直径2mという巨大な天体望遠鏡「なゆた」でド迫力の天体を無料で見せてもらえますし、皆さんも一度、西はりま天文台へ出かけて天体観測をされてみてはいかが?
※詳しくは西はりま天文台のホームページをご覧ください。


つるちゃんのプラネタリウム つるちゃんのプラネタリウムのフリー版