(11)モード作りで四苦八苦


○平成12年8月〜9月

 トラブルで落ち込んでいたつるちゃんだが、直ってしまえばまた元気が出るというもの。以前から少しずつ作りかけていた「モード」の作成に本格的に取りかかる。


 まず始めは過去・未来モード。これは地球の首振り運動による星座の見え方の変化を再現するもの。これもトラブルが相次ぐ。星座境界線が過去・未来になっていない、天体を検索したらおかしくなる、などなど。まあ、プログラムを作るとトラブルはつきもんだから(つるちゃん、ちょっと開き直り)。

 次は別の恒星モード。これは別の恒星からみた星座を再現するもの。これもそれなりに苦労はしたけど、星データの加工と別恒星への座標変換さえしっかりすれば大丈夫。オッケ〜、オッケ〜。

 次は別の惑星モード。これは別の惑星から見た星空を再現するもので、これもつるちゃんが独自に開発した。これはホント苦労のかたまり。社会人が一人でやるには限界があるなあ、と感じるつるちゃん。ほんまに大変やで。でも惑星の自転データの収集不足のため一部で正確さに欠ける。これではお金はもらえないのでフリー版対応にしよう。苦労したけどみんなに見てもらえりゃ、まあいっかぁ〜。

 最後は小惑星モード。たくさんの小惑星を同時表示するもの。まず小惑星のデータでも集めようか。例のサイトからダウンロードして、データをつるぷら用に加工する。それから彗星と深宇宙の天体のデータはつるちゃんがパンチ入力。またまたパンチのやり過ぎで中指が少し痛くなってきた。これはイカンと思ったところでデータが終わった。あ〜よかった。

 とにかく苦労したけど、モードができて個人作としてはナカナカ凄くなってきた。よし、もうひとがんばりや。


 「つるちゃんのプラネタリウム for Windows」の完成に向けてラストスパート!