本を発見


2003年2月4日

 出版社によると2月1日が配本なので、そろそろ書店に本が出回っていてもいい頃。よし、本屋へ行ってみよう。新刊だから目立つところにドーンと置かれているのかなあ。かなりドキドキ。

 そんなことを考えるうちに書店へ到着。普段だとプラプラしながら立ち読みすることも多いけど、今日は天文コーナーへまっしぐら。つるちゃんの本を探すと、あった!

 つるちゃん大興奮かと思いきや、以外と冷静。「ふーん。書店で見た自分の本はこんな感じか」。何度も何度も繰り返して夢の中で想像してきただけに、既に織り込み済みだったのかもしれない。それどころかだんだんと気恥ずかしくなってきて、サッサとその場を立ち去ってしまった。

 本は予想に反してあまり目立たない場所に、ひっそりと置かれていた。○○大学○○教授、○○天文台研究員といった肩書きでもあれば、書店の人も読者の人も納得するのかもしれない。でも、こちらは鶴浜義治(つるちゃん)。こいつ、一体何者やねん。世の中そんなに甘くない。本を出版して、ここでも名も無きつるちゃんを実感。


すごい肩書きの人が書いた本がズラリと並ぶ中、素手でゴリラに立ち向かうようなもの。


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