栗名月(十三夜月) 2008年10月11日

もうひとつの名月、栗名月

 今年は9月14日が中秋の名月でしたが、皆さんは見られましたか。中には見損なっちゃったという方がおられるかもしれませんね。そんなあなたにオススメしたいのが10月11日の栗名月です。中秋の名月が見られる頃は、芋の収穫時期にあたることから芋名月とも呼ばれますが、栗名月は旧暦でその翌月13日に見られる月のことです。ちょうどこの頃は、栗の収穫時期にあたることから、このように呼ばれています。月齢が13なので十三夜月と呼ばれることもあります。満月よりも少しだけ欠けた月ですが、そこが趣きがあっていいという、日本人らしい発想かもしれません。

 栗名月は19時頃でしたら下の絵のように南東の空に見えます。10月でしたら、まだ夜もそれほど冷え込むこともなく、心ゆくまで名月を楽しむことができることでしょう。

栗名月をながめよう
月齢13の月は19時頃なら南東の空に見える。


栗名月の形
月齢は13というだけあって、東側(左側)が少し欠けている。


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