地球が近日点を通過 2008年1月3日

地球が太陽へ最も近づく日

 今年の地球は1月3日8時51分に太陽へ最も近づきますが、これは近日点通過と呼ばれています。下の絵は1月3日の太陽系を3天文単位離れた地点から見下ろした様子です。緑色の補助線は0.5天文単位です。比較的近い距離から見ているため、周辺部が多少ひずんでいます。

 地球は太陽から1天文単位離れた軌道を公転していますが、正確には円軌道ではなく、少しひしゃげた楕円軌道を描いています。下の絵で見ると、上側にやってきた時に少しだけ太陽に接近し、下側にやってきた時に太陽から遠ざかることがわかります。そして1月3日頃、地球は太陽へ接近する位置へきていることがわかります。この日、地球と太陽の距離は0.983280天文単位ですから、平均距離の1天文単位と比べると、1.7%ほど近い位置にいることになります。

地球の軌道と地球の位置

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ホゲ: 太陽へ一番近づくのに、なんで冬やねん。
つる: 南半球では夏やぞ。
ホゲ: あっ、そうか!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


つるちゃんのプラネタリウムのトップへ戻る 天体観測ガイド2008年へ戻る