地球へ最接近した満月 2008年12月13日
今年一番の大きな月、しかも満月
月はいつも同じような大きさに見えますが、実はよく見ると大きさが変化しています。下の絵は「つるちゃんの天文カレンダー」を使って、2008年12月の月齢カレンダーを表示したものです。実はこの月齢カレンダーに描かれた月は、その満ち欠けだけでなく、月の大きさの違いも表しているんです。月が地球へ最接近する13日と、最遠となる27日を比べてみてください。結構違いがあることがわかるでしょ?
月の満ち欠けと大きさの変化
今年一番の接近となる13日7時頃には、地球と月の距離が356,567Kmまで近づきます。地球と月の平均距離を1とした場合、この日の距離は0.928ですから、いつもより7.2%ほど近い位置にあることになります。しかもこの日は満月。視直径が 33’30” もある、それこそ盆のように大きな丸い月を観測できることになります。