金星と火星の横を月が通過　２００９年５月２１日、２２日

先月に続いて夜明け前の低空で３者が集まる

　金星は３月２５日の内合以降は夜明け前の東天へまわり、４月２３日には月と金星と火星が集まって私たちの目を引いたところです。今月も５月２１日から５月２２日にかけて３者が集まりますが、残念ながら先月よりも少しバラけています。

　下の絵は５月２１日と５月２２日３時頃、東京から見た東天の様子です。２１日は月が金星へ近づきますが、ちょっと間隔が開いています。翌日の２２日は月が火星へ近づきますが、こちらも間隔が開いています。高度も低いので、実際に見るためにはもう少し後の時間にした方が良いのですが、空が白み始めるのが東京の場合で３時１３分ですから、時間的な余裕はあまりありません。

５月２１日　月が金星の上側に見える



５月２２日　月が火星の左上に見える

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