2011年で一番小さな満月 2011年10月12日

 満月とひとことで言っても、見かけの大きさは毎回違っています。これは月の公転軌道が真円でないためです。少しつぶれた楕円軌道であるため、地球に最も近づく地点では大きな満月になり、最も遠ざかる地点では小さな満月になるのです。そして2011年10月12日は、今年で最も小さな満月となります。

 下の絵をご覧ください。大きな満月だった3月20日と比べると、10月12日は直径が13%ほども小さく見えます。半年前の記事を読まれた方で3月20日の満月をご覧になられた方は、ぜひ見比べてみてください。

2011年10月12日 小さな満月



2011年3月20日 大きな満月



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