金星と木星が接近、条件良し 2012年3月14日
太陽系で最も明るい惑星といえば金星ですね。そして二番目は木星。これら二つの惑星が近づいたとしたら、どんなに美しい眺めとなるでしょう! そんな夢のような接近が2012年3月14日に起こります。
下の星図をご覧ください。東京で19時頃に西の方角へ目をやると、非常に明るい2つの星が横に並んで輝くのが目にとまります。−4.3等という強烈な明るさで輝くのが金星で、その左側に−2.2等で光るのが木星です。両者の間隔は3度ですから、それほど大接近というわけではありません。しかしそれでも3度。異様なほど明るい金星と木星が近づいて、これほど高い高度で条件よく観察できるのは、頻繁に起こるものではありません。
最接近は3月14日ですが、その前後数日間は近づいた状態が続きます。下の星図を参考にしながら二つの惑星が近づいていき、そして離れていく様子を楽しんでください。なお、月末には月が加わって日替わりで位置関係が変わります。こちらもお楽しみに。
金星と木星の位置関係
※日付リンクの上にマウスを重ねると画像が切り替わります。
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男: 今日は3月14日でホワイトデー。
仲良く並んだ金星と木星が僕から君へのプレゼント。
君はビーナスだから金星。
僕はジュピターの木星ってとこかな。
女: キャッ!
つる:久しぶりに登場したな。このイチャつき野郎。
今月26日には月が二惑星の間に割って入ると知れ。
金星と木星の間に月があったらキレイだろうな〜。
バコッ!! (つるちゃん、殴られた)
つる: ぐすん。
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