金星の満ち欠け(2015年)

 2015年の金星の満ち欠けと大きさの変化を2週間間隔で表示しています。

 年初の金星は小さく丸い姿をしています。この状態が4か月ほど続きます。しかし、その後は8月14日の内合に向けて次第に大きくなっていき、形の方も半月形、三日月形へと変化していきます。内合の前後は金星が地球へ近づくことから、視直径が1分近くに達するほど大きく見える時期があります。

 内合を過ぎた後は一気に小さくなりながら、三日月形、半月形へ変化し、年末には再び丸みを帯びた姿に戻ります。金星の天体観測は、8月を挟んだ前後3ヶ月間が、変化が大きくて楽しいでしょう。

金星の満ち欠け(1)
金星の満ち欠け(1)


金星の満ち欠け(2)
金星の満ち欠け(2)


つるちゃんのプラネタリウム 2015年の惑星観測情報