月と金星が低空で並ぶ、レグルスも 2016年8月4日

 8月4日の夕空では、低空で月と金星が並びます。月と金星が近づく記事は今年の2月以来、半年ぶりの登場です。といっても、まだまだ金星の高度が低くて、見づらい状態が続いています。

 下の星図は19時ということで、東京では日の入りから18分しかたっていません。空は薄明どころか、まだまだ明るい状態で、星を観察する状態ではありません。そんな中、月と金星が4.0度の間隔で並びます。

 金星もさることながら、月齢1.5の細い月は、双眼鏡を使っても難物でしょう。金星から1.9度離れたところにある1等星レグルスも含め、果たしてどこまで見られるのか、怪しいところです。

月の形

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