東日本・北日本でレグルス食 2018年2月2日

 レグルスといえば、しし座の1等星ですが、2月2日に月に隠されるレグルス食が起こります。
 
 昨年日本では、レグルス食が11月と12月に起こりましたが、今年は2月2日の一回だけです。南限界線が福井県と岐阜県、および静岡県を通りますので、見られるのはこの線よりも北側に位置する東日本と北日本に限られます。
 
 今回のレグルス食は月齢が15.7と大きくなっています。潜入は月の明部で起こりますが、月明かりがキツイですから、見づらくなります。潜入時刻は札幌では4時36分、東京では5時ちょうどです。
 
 札幌ではその後47分間にわたって月に隠された状態が続きます。しかし東京では、月の南端近くを通過する関係で、出現は5時23分と長く続きません。

観測地   潜入   出現 
札幌 4:36 5:23
東京 5:00 5:23

東京で潜入20分前、月の位置

月に対するレグルスの経路  ※「状態」は最大食時

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