月と木星が並んだ翌日の2月9日。今度は月が火星に近づきます。 朝の5時ごろ、南東の空を見てみましょう。月が火星の上方にあります。月齢は22.7で、下弦から1日が経過しています。一方、火星の明るさは1.1等と、ひところよりも少し明るくなりました。肝心の間隔は6度ちょうどと、少し広い目なのが残念なところです。
火星の下側へ5.5度離れたところに、さそり座の1等星アンタレスもあります。赤い二つの天体が近づいていますので、こちらも一緒にご覧になってください。