月と火星が近づく 2018年6月30日深夜

 6月30日の深夜から7月1日の早朝にかけて、月と火星が近づきます。
 
 下の星図は7月1日に日付が変わってから2時ごろ、南の空のようすです。空の中ほどよりも低い位置に、月齢16.9の満月を過ぎたばかりの月があります。
 
 月の左下を見ると、今月末に地球との大接近をひかえた火星が見えます。両天体の間隔は5.4度で、先月の接近よりも間隔が開いています。火星は今月末に起こる地球との大接近をひかえ、-2.2等と非常に明るくなっています。

月の形

 この後、7月27日深夜から28日早朝にかけても、月との接近が見られます。しかし間隔がさらに開きますから、接近としては今回の方が面白味があります。

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