8月27日は水星が太陽から西側へ最も離れる西方最大離角となります。
2018年は水星の西方最大離角が4回起こります。今回は3番目に条件が良いもので、まずまずといったところでしょうか。下の星図は東京で、日の出から50分前のようすです。空が明るくなり始めるのは4時1分ですから、すでに空が白み始めています。
日の入り時刻に水星が見える位置 |
東の方角で低い位置に目をやると、水星があります。水星の明るさは-0.1等と明るいように思いますが、空が明るくなり始めている上に低空という悪条件が重なります。空の透明度が悪いと、肉眼で見つけるのが難しいことも考えられます。双眼鏡を準備しておかれた方が確実でしょう。