火星が東矩 2018年12月10日

 火星は12月10日に太陽の東側へ90度離れる東矩となります。
 太陽系の図を見ると、火星と地球、地球と太陽を結ぶ2つの直線のなす角が90度になっています。
 
 今は21時ごろだと、火星は南西の空で比較的低い位置に見えます。ひと頃に比べてだいぶ西へ傾いており、東矩であることを実感させられます。明るさは0.1等と、マイナス等級ではなくなりました。

火星と地球と太陽の位置関係

 東矩になった火星はこの後、太陽から逃げるように、恒星に対してひたすら東へ移動します。しかし、少しずつ太陽に追いつかれて、来年9月4日に合となります。

関連記事
  2016年9月7日 火星が東矩