3月13日は木星が西矩となります。
西矩とは、惑星が太陽の西側へ90度離れることです。下の太陽系の図を見ると、太陽と地球と木星がなす角が90度になっています。西矩の頃の惑星は夜明けに南中し、そろそろ観測条件が良くなってくる、一つのサインになります。
太陽、地球、木星の位置関係 |
木星の見える位置 |
上の星図は朝の4時ごろ、南東方向を眺めたものです。木星は比較的低い位置に見えます。この後、木星は6月11日の衝を目指し、次第に観測条件が良くなっていきます。