2月20日の早朝、月と木星が接近します。
このペアの接近記事は、11月28日以来、3ヶ月ぶりとなります。これは、昨年12月28日に木星が合となり、太陽の近くに見えて観測できなかったからです。しかし、木星は次第に夜明け前の空で高度を上げてきており、ようやく観測できるようになってきました。
下の星図は朝の5時ごろ、南東方向の様子です。空の低い位置に三日月のような月があり、木星はすぐその上です。両天体の間隔は1.9度と条件の良い接近です。月が満月のようにまぶしくなく、地球照も美しいですから、ぜひご覧になってください。
月の形 |
明日は月と土星が近づきます。