2月21日の早朝は、月と土星がななめに並びます。
土星は今年の1月14日に合となり、太陽と同じ方向へやってきて観測できなくなりました。しかし条件は悪いながらも、早くも夜明け前の東天に顔をのぞかせるようになりました。
下の星図は朝の5時半ごろ、南東の低い位置のようすです。月齢は26.9で、3日後が新月です。月と土星の間隔は4.6度と、まずまずの条件です。東京では4時57分から空が明るくなり始めており、6時22分が日の出です。そんなわけで、土星は肉眼だと見づらいかもしれません。
月の形 |
残念ながら2020年のこのペアは、日本から2度を切るような接近を見ることはできません。