8月13日は金星が太陽の西側へ最も離れる西方最大離角となります。
最大離角というと、内惑星の高度が上がって見やすくなるイメージがあります。今回も日の出時刻における高度が40度を超えてきます。
3時ごろに東の方角を見てみましょう。東京では高度16.5度のところに金星があり、-4.3等の強烈な光を放っています。しかし、24分後に薄明が始まることを考えると、思ったほど高度が高い印象はありません。
日の出時刻における金星の位置変化 |
日の出時刻における金星の位置変化の図をご覧ください。今日とそれほど大きな違いはありませんが、最も高度が高くなるのは、8月末から9月初めであることがわかります。