月と金星が接近 2020年11月13日

 11月13日の早朝、良い条件で月と金星の接近が見られます。
 
 朝の5時ごろ、東の方角をご覧ください。まず目につくのは、非常に明るく輝く金星です。-4.0等ですから、目につくのは当然です。そのすぐ近く、左上にあるのは、2日後が新月という月齢27.0 の細い月です。間隔が2.8度と狭い目で、今回は良い条件です。

月の形

 金星の右下へ6.2度離れたところには、おとめ座の1等星スピカが見えます。さらに、金星から大きく下方向へ13度あまり離れたところには、水星もあります。一昨日が西方最大離角でしたから、水星を見るには最高のタイミングです。全部まとめてご覧になり、夜明け前の東天を楽しみましょう!

関連記事
  2020年10月14日 月と金星が並ぶ