12月13日の夜明け前、月と金星が大きく近づきます。
朝の5時半ごろ、東南東の低い位置をご覧ください。とても明るく光る金星が、高度8.2度という低い位置で輝いています。その左下には新月から2日前の細い月が、弱々しく光っています。両天体の間隔は0.7度と1度を切る大接近で、とても美しい眺めとなるでしょう。
拡大図 |
月の形 |
東京では暗夜が終わり、5時10分から周囲が明るくなり始めています。この後も日の出に向けてどんどん明るくなりますから、できるだけ早い目に見ておかれた方が良いでしょう。なお、東京での月の出は4時42分、金星の出も同じ4時42分です。