太陽系のようす（太陽、地球、土星の位置関係）
5月9日は土星が西矩となります。西矩とは惑星が太陽から西側へ90度離れることです。
土星は1月24日に合となり、太陽と同じ方向へやってきました。その後は少しずつ太陽から離れており、5月9日は節目となる90度離れた位置にやってきます。太陽系の図を見ると、太陽、地球、土星をこの順に結んだ直線のなす角度が90度になっています。
太陽系のようす（太陽、地球、土星の位置関係） |
|
|
西矩は外惑星の観測条件が良くなってきた、一つのサインです。土星は朝の3時ごろ、南東の空に見えます。まだ低い位置にありますが、この後も少しずつ高度を上げてくるとともに土星が昇る時間も早くなり、次第に観測しやすくなってきます。
関連記事
