月と水星と金星が並ぶ 2021年5月13日

 5月13日の夕方、月が水星と金星の間に入り、3天体が並びます。
 
 下の星図は19時10分ごろ、東京から西北西の方角を眺めた場合です。地平線に近い方から金星、月、水星の順に縦に並んでいます。間隔は金星と月が 4.5度、月と水星が 5.3度です。
 
 問題は空の明るさです。東京の日の入りは18時37分ですから、日が沈んでから33分しかたっていません。まだまだ空が明るい状態なのです。明るい金星はなんとか肉眼で見える可能性もありますが、水星と月を肉眼で見るのは難しいでしょう。

月の形

 双眼鏡を使っても見えるか怪しいですから、3天体が並んでいる様子を頭で想像しましょう。

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