金星が最大光輝 2022年2月13日

 2月13日は金星が最も明るくなる最大光輝となります。
 
 最大光輝といえば昨年12月4日に起こったばかりで、まだ2ヶ月ほどしかたっていません。短期間に何度もあるのかと思われるかもしれませんが、金星は内合をはさんだ前後1ヶ月くらいに、それぞれ最も明るくなります。内合が今年の1月9日でしたから、2月13日に再び最大光輝となって当然なのです。

太陽と金星の位置関係(8時の場合)

 金星の明るさは-4.6等もありますから、昼間でも肉眼で金星を見つけることができます。上の星図は南東方向を眺めた場合、太陽と金星の位置関係を示したものです。離角は39.7度ですから、まずまず太陽から離れています。
 
 日陰に入って太陽が直接見えないようにして目を凝らしましょう。青空に金星がポツンと光っているのがわかるでしょう。くれぐれも太陽を直視しないように注意してくださいね。

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