4月18日前後の早朝、４つの惑星が一直線に並びます。
一直線に並ぶのは、高度が低い方から木星、金星、火星、土星です。４個の惑星がこれほどキレイに並ぶのは珍しいことです。朝の４時ごろ、東の地平線近くをご覧ください。高度がわずか２度のところに、昇ってきたばかりの木星が見えます。その右上には一番明るい金星があります。さらに右上には赤色をした火星があり、一番右側に土星が見えます。
それぞれの間隔は、木星と金星が11.9度。金星と火星が11.3度。火星と土星は8.6度です。星図上で黄色の線で描かれた天の黄道に沿って、これらの４惑星が一直線に並ぶのは見ものです。しかもこの日は、木星から１度離れたところに海王星もあるという、おまけ付きです。
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東京では3時35分から薄明が始まっています。5時5分に日の出を控えており、空は明るくなってきています。空の条件が悪いと、0.9等の火星と0.8等の土星は、見づらい可能性もあります。空が明るくなる前に、できるだけ早く見終えるようにしましょう。東から南東の方角が開けた場所でご覧になるのもお忘れなく。
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