7月14日はスーパームーンで、今年一番の大きな満月を見ることができます。
星図は21時ごろのようすです。東京では南東の低い位置に満月が見えます。地球の中心に最も接近するのは前日13日の18時6分で、距離は35.724万Kmです。月と地球の平均距離は38.440万Kmですから、平均よりも7.1%近い位置にあります。
満月は14日の3時38分です。21時よりもこのタイミングで見た方が大きく見えるはずですが、見やすさを考慮して、星図では7月14日の21時を取り上げました。また、同じ21時なら前日の方が大きく見えますが、満月となる日ではありません。
反対に最小の満月が見られるのは、来年の1月7日です。下の図をご覧ください。スーパームーンと最小の満月を比較すると、東京では大きさが12%ほど違っています。
2022年のスーパームーン |
来年1月、最小の満月 |
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※表示された視直径は東京から見た場合の数値です。
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次回以降のスーパームーンも気になるところです。Windows PC用ソフト「つるちゃんの天文カレンダー」を使って調べたところ、2023年8月31日、2024年9月18日、2025年11月5日に起こります。