火星が地球へ中接近 2022年12月1日

 2022年12月1日は火星が地球に最接近します。火星の公転軌道は地球よりも楕円がきついため、どの位置で近づくかによって、地球との接近距離が毎回異なります。今回は2020年の準大接近に次ぐ中接近となります。
 
 下に示した太陽系の図を見ると、地球と火星はそこそこ近づくことがわかります。地球との距離は、大接近となった2018年の0.385AUや、2020年の準大接近 0.415AUにはおよびませんが、0.545AUとまずまずの距離です。
 
 夜の20時ごろ東の空を見上げましょう。空の中ほどに赤く光る火星が見えます。明るさは-1.8等とかなり明るいですから、一目で火星だとわかるでしょう。

地球と火星の位置関係

火星が見える位置

火星の経路

 火星が地球へ接近する前後、火星の動きは複雑です。星図上で当初は右から左へ動きますが、10月30日に動きを止めて向きを変えます。地球最接近の頃は左から右へ動きますが、これは地球が火星を追い越す時に見られる一時的な現象です。2023年1月13日になると再び動く向きを変えて、右から左への動きに戻ります。

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