7月1日に金星と火星が、日没後の西空で斜めに並びます。
20時30分ごろ、西の方角を見ましょう。東京では日の入りから1時間半ほどたっており、空が完全に暗くなるのにあと20分ほどです。10度あまりの高度にピカピカ光る金星がすぐ見つかります。
一方の火星は左斜め上にあります。間隔は3.6度とまずまずの接近ですが、明るさが1.7等しかあません。火星としてはだいぶ暗い目なのが、少し残念です。
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さらに火星の左上に、しし座の1等星レグルスがあります。5.7度と少し離れていますが、いっしょにご覧になってください。