今年最小の満月(ミニマムムーン) 2025年4月13日

 4月13日は今年最小の満月が見られます。
 
 大きな満月がスーパームーンと呼ばれるのに対し、最小の満月はミニマムムーンやマイクロムーンと呼ばれることがあります。小さく見えるのは、もちろん月が地球から遠い位置にあるためで、4月13日は40.630万Kmまで遠ざかります。月と地球の平均距離は38.440万Kmですから、平均よりも5.7%遠い位置にあることになります。といっても日本で満月が見やすい21時ごろだと、最遠となる時刻から半日近くずれていますから、本当の意味で最小とはなりません。
 
 21時ごろ南東の方角、やや低い位置に今年最小の満月、ミニマムムーンが見えます。果たして本当に小さく見えるか、ぜひご覧になってください。

 
 ここで、今年11月5日に見られる最も大きな満月、スーパームーンと比べてみましょう。下の絵を見ると明らかに大きさが違いますね。それもそのはずで、スーパームーンよりも視直径が12.8%小さいことがわかります。

4月13日のミニマムムーン

今年11月5日のスーパームーン

※表示された視直径は東京から見た場合です。

 

関連記事
  2023年1月7日 今年最小の満月