7月28日の宵の空で月と火星が並びます。
20時ごろ西の低空を見ると、月齢3.7の三日月が見えます。月は右下側が光ります。その左上に赤い火星があります。間隔は4.6度とまずまずです。明るさは1.6等で、火星としては冴えません。というのも、地球との距離が2.1AUまで遠ざかっていますので、しかたありません。
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月の形 |
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火星は見かけ上、どんどん太陽に近づいています。空が完全に暗くなるのはおよそ30分後ですから、今はまだ薄明状態です。来月はさらに条件が悪くなってしまいますので、今月見ておきましょう。