2026年はレグルス食の当たり年です。今年は日本で3回見られますが、1月7日
と 3月2日 に見られるのは、条件が良いものです。日本列島の多くの地域で見られるのですが、残念なことに九州南部など、南の地域では食になりません。
下の星図は日付が変わって間もなく、1月7日1時ごろのようすです。多くの地点で間もなくレグルスが月に潜入します。潜入は月の明部で起こり、東京では1時16分ごろです。月齢17.6と満月から4日後の大きな月ですから、見づらいかもしれません。
一方、出現は月の暗部で起こります。天体望遠鏡を使うと、突然レグルスが光り出すのを確認できるでしょう。東京での出現は
2時20分ごろです。
月に対するレグルスの経路 |