月が土星に近づく 2026年2月19日と20日

 2月19日と20日は、月が土星に近づきます。
 近づくといっても両天体の間隔は、19日は8度ちょうどで20日は7.8度。間隔が広くて条件は良くありません。

2月19日

 19日は月と土星が斜めに並びます。しかし8度も開いているため、接近という感じではありません。月齢は1.9と非常に細い月です。直径の4%しか光りませんので光が弱く、見る時間帯や空の条件によっては肉眼で見るのが難しいかもしれません。双眼鏡を用意された方がいいのですが、今回は土星との間隔が開きすぎています。7倍くらいの双眼鏡でも同一視野で見るのが難しそうです。
 
 月の下方には沈みかけた水星があります。こちらの間隔は4.6度ですから、もし見つけられたら、こちらの方が楽しめそうです。

月の形

2月20日

 翌日になると、月が土星の上方へ移動します。月齢も一つ上がって2.9となり、すっかり見やすくなりました。土星との間隔は7.8度と相変わらず開いています。
 
 星図の時刻は18時40分と、いつもよりだいぶ早い時間ですが、早くしないと地平線に沈むからです。土星の入りは19時47分で、およそ1時間後に沈んでしまいます。

月の形

 普段なら、これほど間隔が開いた接近は、記事として取り上げません。しかし、今回取り上げたのには理由があります。土星は3月26日が合ということで、夕方に両天体が近づくのはしばらくお預けとなります。見られる時に見ていただきたいので、ぜひご覧ください。

関連記事
  2026年1月23日 月と土星が横に並ぶ