グレートバリアリーフ 3日目

今朝もシャワー

 今日は朝からグレートバリアリーフ。ポントゥーンという人工の海上施設へ向けて船で出発。やはり天気は今ひとつで、晴れ、曇り、雨を繰り返す。いわゆるシャワー。ザーッと雨が降るかと思えばピタッと止んで、時おり晴れ間がのぞく。

ゲロゲロ

 ところでこのツアー、船が揺れまくる。いきなり前に座っていた小学生のE君がオエーッ。自分もあっという間に気分が悪くなる。酔い止めを買って甲板に出ると、同じような人がいっぱい。あっちでもオエーッ。こっちでもオエーッ。こんなにオエオエやってるのは見たことがない。ご丁寧にゲロ用の袋まで用意されている。するとそこへ放送が入った。外海は風が強く、これから揺れがひどくなるとのこと。ウッソ〜ッ!!!
 その後の船内は悲惨そのもの。座っていても飛び跳ねるくらいに船が揺れる。船のスタッフは、もはやゲロ処理係といっても過言ではない。もう帰りたい。酔い止めのおかげでどうにか持ちこたえたが、気分は最悪。船酔いせずに元気なのは、船乗り経験があるというSさんだけだ。Sさんには何度も声をかけていただいて、ずいぶん助かった。

きれいな海

 現地に到着すると天気が良くなってきた。天気が良くなると、映えるのが海。さすがはさんご礁で有名なグレートバリアリーフだけのことはある。こんなにきれいな海は今ままで見たことがない。青い空と青い海。これが見られただけでも来たかいがあるというもの。海と魚とさんご礁を満喫できた。明日の皆既日食もこの調子で晴れてほしいと切に願う。