オーストラリアで金環日食、南鳥島などでは部分日食 2013年5月10日

 昨年の11月にオーストラリアで皆既日食が起こりましたが、その半年後となる2013年5月10日に、今度は金環日食が見られます。金環帯はオーストラリアの北西部から北部を通っており、昨年皆既日食の舞台となったケアンズなどは、金環帯から外れています。NASAの予報によると、金環継続時間の最大は太平洋上の北緯2度、東経175度付近で、金環継続時間は6分3秒、食分は0.954となっています。詳しくはページ下部にある日食ナビへのリンクをご覧ください。また日本では、下図のように南鳥島など南洋諸島では部分日食となります。

 なお、昨年日本で見られた金環日食では、日食メガネを使った観測を行って金環日食が見られる限界線を決めることにより、太陽の大きさを測定しようという斬新な試みがなされました。今回2013年のオーストラリア金環日食でも、有志によって限界線観測が行われる予定です。

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  2013年5月10日 オーストラリア金環日食 〜日食ナビ