木もれ日

 日食で太陽の欠け方を観察するのに、木もれ日を使う方法があります。木もれ日とは、茂った木の葉と葉の間から差し込む太陽光のことです。
 
 たくさんの葉が茂った木は、葉と葉の間に隙間ができます。この隙間を通った太陽の光が地面に達すると、太陽の形が映し出されます。これを使って日食を観察しようというもので、ピンホールを使った観察方法の一つです。木もれ日は無数といってもよいくらいにたくさんありますから、見ていて飽きることはありません。
 
 2012年5月21日の日食では、JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙教育センターで、みんなで木もれ日を撮ろうキャンペーンが実施されました(キャンペーンは終了しました)。