第2接触

 第2接触は皆既日食や金環日食の時に使われる用語です。第2接触のことを昔は皆既とよび、皆既日食では今でもこの言葉がそのまま使われています。

皆既日食の場合

 皆既日食の場合は食が進むと太陽が三日月よりも細くなってきます。そしてダイヤモンドリングを迎え、ついに月が完全に太陽を隠す瞬間がやってきます。これが第2接触です。いわゆる皆既日食の始まりで、太陽が月に内接しています。

金環日食の場合

 金環日食の場合も部分日食が進んで次第に大きく欠けてくる所までは同じです。最後に月が太陽の内側へ完全に入り込みますが、この瞬間が第2接触です。いわゆる金環日食の始まりで、月が太陽に内接しています。