日食病

 日食病は造語です。一度皆既日食を見た人がその美しさに感動し、次回もまた見たくなる衝動にかられることがあります。これが日食病の始まりです。
 
 病状が進行すると、とり憑かれたように何度も日食観測遠征を重ねるようになります。こうなると病状を食い止めるのは容易ではありません。治癒する有効な薬もなく、感染者は年々拡大してきていると言われています。