惑星集合 2060年
惑星集合の意味については、惑星集合 2040年で紹介したとおりです。雑誌などでは2060年の例が紹介される場合も多いことから、つるちゃんのプラネタリウムでも紹介することにしました。
右の絵は2060年の惑星集合の様子を描いたものです。絵は7月10日の例ですが、厳密にこの日が一番集合する日かどうかを調べたわけではありません。だいたいこの頃ということで、ご了承ください。絵は日の出時刻の様子ですから、実際にはもう少し早い時刻でないと空が明るくて惑星集合の様子を見ることはできません。高度が低いものから順に、水星、火星、木星、土星、金星の順に並んでいますが、水星から金星までの角度は23度も離れています。むしろ次の例(4惑星)の方が集合の様子を楽しめるかもしれません。
右の絵は先の場合より2ヶ月前に起こる4惑星による惑星集合です。夕方の西空で高度が低い順に土星、木星、水星、金星の順に集まって見えます。こちらも同様に、この日が一番の惑星集合の日かどうかはわかりません。
4つの惑星が約7度と狭い範囲に集まって見えて、こちらの方が惑星集合らしい眺めとなります。でもずい分と先の話ですね。
このページの絵は「天文ソフト つるちゃんのプラネタリウム」のフリー版」で描いたものです。 |