星空を見る前に

今夜はどんな星空が見えるのかな?

 星空は季節や時刻によって見え方が違うのは先に書いたとおりです。事前に星座早見盤天文ソフトを使って、どの位置にどのような星座が見えるのかを確認しておきましょう。

※「つるちゃんのプラネタリウム for Javaアプレット」の中にある万能プラネタリウムでは、星座早見盤と同様に星空の様子を表示することができます。

星座の形をイメージしておこう

 星座の位置を確認したら、あらかじめ星座の形や星の配列を頭の中でイメージしておきましょう。このあたりには、こんな星の並びがあるはず・・・。実際に星空を見上げた時、今までは無秩序に並んでいるだけに思えた星たちが、思い描いた星座という形になって、夜空に浮かび上がって見えてくることでしょう。

月明かりのない日を選ぼう

 天体観測を満喫しようと思えば、月明かりのない暗夜を選びます。月明かりは暗い星の光をかき消してしまうからです。特に満月の前後は月明かりが激しいので、できれば避けたいところです。

※「つるちゃんのプラネタリウム for Javaアプレット」の中にある月齢カレンダーで、月明かりのない日を探しましょう。

観測場所での方角を確認しておこう

 天体観測に適した場所を探そうのページを読まれた皆さんは、天体観測をするための場所が、もう決まっていることと思います。ここで最後に確認しておきたいことは、東西南北がどちらの方向になるかということです。「南の空の低い空」と言われても、南の方角がわからなくては始まりません。方向がわからない場合は、方位磁石を使って調べるのもひとつの手です。