ペルセウス座流星群が極大 2004年8月12日

 今年もペルセウス座流星群がやってきます。今年の場合は明け方に細い月が東の空から昇ってきますが影響は軽微。今年はほとんど最良の条件といってもよいでしょう。

 気になる極大の時間ですが、今年は12日の14時頃と推定されています。ですから、12日の明け方なら増加傾向のペルセウス座流星群、13日の明け方なら減少傾向のペルセウス座流星群を楽しむことができます。ただ、今年の場合はダスト・トレイルを用いた理論による計算から13日9時頃と12日6時頃にも極大が予想されており、こちらに期待するとすれば、日本の場合は12日明け方の方がよいのかもしれません。いずれにしても、思わぬ大出現に期待したいものですね。

※下の絵はあくまでもイメージです。一度にこんなにたくさんの流星が見られると勘違いしないようにしてください。「最高の条件でひと晩でこのくらい」と考えておけばいいと思います。

8月12日3時 ペルセウス座流星群出現のようす

8月12日3時 ペルセウス座流星群出現のようす