ペルセウス座流星群が極大 2010年8月13日未明

2010年は好条件のペルセウス座流星群

 2010年のペルセウス座流星群は、極大が8月13日9時頃と予想されています。極大が日中に当たってしまうのは残念ですが、8月12日の夜から13日の夜明け前にかけて、出現数が次第に増加していくのを観測することができそうです。しかも2010年の場合、12日の月齢は2で新月に近く、月明かりの影響は全くありません。暗夜のもとで心ゆくまで流星観測を楽しみましょう。

 気になる出現数ですが、順当にいけば1時間あたりに最大で50個から60個程度は流れるでしょう。しかし、これは暗い夜空でベテランの人が確認できる数です。都会で背景の夜空が明るかったり、視界を妨げる遮蔽物があると、それだけ出現数は減ってしまいます。ですから、見通しが良くて人工の光が少ない場所を、前もって探しておくようにしましょう。

2010年 全天に流れるペルセウス座流星群のイメージ

北東の空 ペルセウス座流星群の出現イメージ