2015年10月22日3時頃、オリオン座が見える南天の出現イメージ
2015年のオリオン座流星群は、極大が10月22日の8時頃になります。この時間帯は太陽が昇っていて観測には不適ですが、近年はピークが高原状であることを考えると、それほど気にすることはありません。それから22日3時の月齢は8.7です。東京の場合では21日の23時半ごろに月が沈みますから、輻射点が高くなる深夜から夜明け前にかけて、暗夜で観測することができます。
総合的に考えて、2015年のオリオン座流星群は好条件といえるでしょう。10月22日の深夜から夜明け前が見ごろですから、この時間帯に集中的に観測しましょう。空が暗い山間部では1時間あたりに最大で、20個から30個くらいの流星を観測できそうです。
近年のオリオン座流星群は、極大から前後数日間は高原状にピークが続くという指摘があります。10月22日の深夜に観測することができなくても、あきらめずに日をずらして観測するのが得策です。あなたも痕を伴った速い流星をご覧になってください。
2015年10月22日3時頃、オリオン座が見える南天の出現イメージ |
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