しし座流星群が極大 2004年11月17日

今年のしし座流星群

 過去に3年連続で世界各地で大出現し、2001年には日本でも流星雨が観測されたしし座流星群ですが、今年は母彗星であるテンペル・タットル彗星の回帰から6年が経過し、低調な出現しか期待できません。今年は月明かりの条件が良く、月齢3の月は20時前後には西の空へ沈んでしまうので、暗夜で観測することができます。

 極大日は17日とみられていますので、16日深夜から17日の未明が観測ポイントとなります。しかし、今後の予報によっては極大日の予想が変わる可能性もありますので、日本流星協会のしし座流星群のページなども参照してみてください。気になる出現数ですが、1時間あたり最大で20個も飛べば上出来ではないかと思いますが、こちらも今後変わることも考えられます。

 しし座流星群の流星は速度が非常に速く、あっという間しか光を放ちません。しかし明るい流星も多く飛び、痕を残すものも少なくありませんので、観測していて楽しい流星群のひとつだといえるでしょう。11月の後半ともなると夜間は大そう冷え込みますので、防寒対策はしっかりとやっておきたいものです。

2004年11月17日 しし座流星群が極大

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男と女: あっ、流れた!
女: 速すぎて願い事どころじゃないわ。
男: そうだねぇ〜。

つる: 願い事をするならもう少し速度が遅く、来月極大となるふたご座流星群の方がいいかも。
(珍しくまじめな発言やな)
つる: 人聞きの悪いことを言うな。
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