ビクセンの天体望遠鏡を買っちゃおう

つるちゃんオススメの天体望遠鏡

 天体望遠鏡といってもたくさんの種類があって、どれがいいのか迷ってしまいますね。天体望遠鏡メーカもいろいろありますが、その中でつるちゃんが一番オススメするのはビクセン。コストパフォーマンスの高さでは随一ではないでしょうか。要するに、「マニア向けほど高くはないけど、かなり使える」ということです。ビクセン天体望遠鏡のオススメ入門機は別ページで紹介しましたが、ここではそれ以外に、コレと思う機種をビクセンから選んでみました。

写真イメージまたは機種名をクリックすると、YAHOO!ショッピングへ飛びます。ひとつの機種に対して何件も表示されますが、複数の販売会社が参入しているためです。あなたに合った良い条件のものを探しましょう。
購入される前には必ず支払い、配送、返品などの条件を確認してください。

写真イメージ 機種名 口径 焦点距離 形式 架台 自動導入 初心者 つるちゃんの説明
ポルタU ED80Sf 80mm 600mm 屈折 経緯台 なし   ポルタ経緯台の新機種ポルタIIシリーズで、ポルタED80Sfの後継機です。ポルタIIはポルタIIアダプターが付属するとにより、三脚と経緯台の分離脱着がワンタッチで行えます。また、別売りのデスクトップ脚により卓上型として使うことができますが、つるちゃん的にはこのような使い方はおすすめしません。

余談ですが、2013年にベランダ観望用として、つるちゃんもこの機種を購入しました。

 
ビクセン AP-A80Mf 80mm 910mm 屈折 赤道儀 なし AP赤道儀はGP2赤道儀の後継で、ビクセン製の初代ポラリス赤道儀から数えて系列6代目です。軽量化が図られており基本的には入門者用です。モーター駆動にしたり、パーツを組み合わせることで星野写真撮影を可能にしています。
 
しかし、赤道儀の強度から考えると、拡大撮影にはあまり期待しない方が良いでしょう。機種名の最後にSMが付いたものは赤経方向の電動追尾付きです。

AP赤道儀はポルタ2経緯台のように、フリーストップ式を採用しており手軽です。方向をしっかり固定したいという方は、赤経用と赤緯用のAPクランプ(1000円)を2個購入して、手動ロック式にすることも可能です。

鏡筒は80mmの屈折式ですから、60mmクラスの望遠鏡に比べると、観測対象が増えます。都会ではやや物足りなさはありますが、郊外でなら十分に楽しめる1台です。

接眼レンズはPL20mm(46倍)、PL6.3mm(144倍)が付属します。ファインダーは6倍30mmです。
 
ビクセン AP-R130Sf 130mm 650mm 反射 赤道儀 なし AP-A80Mfと同様にAP赤道儀を採用しています。口径が130mmの反射式ですから、入門機としては十分な大きさの口径です。写真撮影もできないことはありませんが、赤道儀のクラスから考えて過度な期待はしない方が良いでしょう。

接眼レンズはPL20mm(33倍)、PL6.3mm(103倍)が付属します。ファインダーは6倍30mmです。

なお、AP赤道儀式の機種は、機種名の後ろにSMのついた機種を選ぶことができます。定価ベースで5万円高くなりますが、赤経方向の電動追尾付きです。
 
ビクセン SX2WL-A105MII 105mm 1000mm 屈折 赤道儀 あり SX2WL赤道儀を採用しています。SX2WL赤道儀は上位機種となるSXD2赤道儀などで使用されるパルスモーターを採用し、ベアリング数も1個から5個に増え、より安定的に稼働します。さらにワイヤレスユニットが付属し、スマートフォンからの操作で天体自動導入も行えて便利です。

鏡筒は屈折式105mmと大型で、ワンクラス上の入門鏡筒です。特に高倍率での観測や、淡い星雲や星団を見ると威力を発揮します。SDやEDではなく通常のアクロマートレンズです。
 
ビクセン SX2WL-R200SS 200mm 800mm 反射 赤道儀 あり SX2-VC200Lの後継機で、SX2WL赤道儀を採用しています。SX2WL赤道儀はスマートフォンからの操作で天体自動導入も行えて便利です。

R200SSはロングセラーモデルとして好評の、口径200mm・焦点距離800mmの短焦点鏡筒です。鏡筒が短いので取り回しが楽です。眼視での観測はもちろんオプションの「コレクターPH」、「エクステンダーPH」を使った直焦点撮影ではF4という明るさだけに威力を発揮します。
 
ビクセン SX2WL-VC200L 200mm 1800mm カタディオプトリック 赤道儀 あり   SX2-VC200Lの後継機で、SX2WL赤道儀を採用しています。SX2WL赤道儀は上位機種となるSXD2赤道儀などで使用されるパルスモーターを採用し、ベアリング数も1個から5個に増え、より安定的に稼働します。さらに、スマートフォンからの操作で天体自動導入も行えて便利です。

鏡筒は中心から周辺部まで良像が得られるビクセンが開発した口径200mmのVISAC式です。反射式と屈折式の良い所を組み合わせることで、収差が最小限に抑えられ、眼視観測から写真撮影まで幅広く使えます。

 
ビクセン SXD2WL-R200SS 200mm 800mm 反射 赤道儀 あり   スマホから操作できるワイヤレスユニット搭載のデラックスタイプ赤道儀です。SX2赤道儀と比べて、回転軸をアルミ軽合金から肉厚のスチール材へ、歯車をアルミ製から真鍮製に変更することで、剛性と精度が向上しています。搭載重量も12Kgから15Kgに増えています。

鏡筒はロングセラーとなって人気が衰えないR200SSです。口径は200mmもあるので暗い天体まで見えることから、天体観測の対象がグッと広がります。焦点距離が短いため、天頂付近の天体を観測しても鏡筒が三脚にあたるケースが少なく、取り回しが楽です。

口径比(F値)が小さいため、星雲など淡い天体の写真撮影にも向いています。
ビクセン SXD2WL-VC200L 200mm 1800mm カタディオプトリック 赤道儀 あり   SXD2WL-R200SSど同様に、高精度で強靭なSXD2WL赤道儀を採用しています。ワイヤレスユニットが付属するので、スマホから操作が行えて便利です。もちろん自動導入可能です。

鏡筒はビクセン社が独自に開発した鏡とレンズを組み合わせたバイザック式(VISAC式)を採用することにより、収差が最小限におさえられています。鏡筒の長さが非常に短いため取り回しが楽なのも特徴です。
 


ビクセンの接眼レンズ

 天体望遠鏡の楽しみの一つが倍率を変えること。倍率を変えることによって天体の見え方や印象も違ってきますし、天体観測の幅も広がります。天体望遠鏡の購入に合わせ、接眼レンズ(アイピースともいいます)を買いたくなるのも当然です。

 接眼レンズは差込み口の大きさが24.5mm、31.7mm、50.8mmなど何種類かあり、別途アダプターが必要になる場合もありますから、気をつけてくださいね。上で紹介した機種でしたら、31.7mm径のものを選べばだいたい大丈夫でしょう。
 次のリンクをクリックすると、YAHOO!ショッピングへ飛びます。一部でフィールドスコープ用や顕微鏡用が表示されますので注意してください。

ビクセンの接眼レンズ


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